相続
相続における遺留分について②

遺留分額と侵害額 1.遺留分額 2.実際に遺留分侵害額請求をする場合の請求できる額(侵害額)  遺留分権利者は、上記の遺留分額全額について、受遺者等の遺留分を支払うべき者(「遺留分義務者」といいます)から支払いを受けられ […]

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相続
相続における遺留分について①

遺留分(いりゅうぶん)とは  遺留分とは、被相続人が有していた相続財産について、その一定割合の取得を一定範囲の法定相続人(=「遺留分権利者(いりゅうぶんけんりしゃ)」といいます)に保障することにより、相続人の生活を保障す […]

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相続
遺贈について

遺贈(いぞう)とは?(相続との違い)  遺贈とは、遺言によって無償で相続財産を与えることをいいます(民964)。原則として民法に定める相続人が民法の定める割合による相続分に従って遺産を相続し、分割することになっていますが […]

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相続
認知に関する遺産分割協議上の注意点

認知(にんち)とは  妊娠と出生がいずれも婚姻中ではない子のことを「非嫡出子(ひちゃくしゅつし)」といいます(逆に、婚姻中に妊娠もしくは出生した子は「嫡出子(ちゃくしゅつし)」といいます)。例えば、未婚の男女から生まれた […]

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相続
相続人に行方不明者がいる場合について

まずは行方不明者の捜索から  遺産分割協議や限定承認は相続人全員でしなければならないので、相続人に行方不明者がいると手続自体が不可能になってしまします。まずは行方不明者を探し、何らかの形で連絡をとり、相続開始の事実を伝え […]

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相続
遺言執行者について

遺言執行者とは  前回の記事でも少し述べましたが、原則として遺言書の内容を実現するには相続人全員で共同して行います。しかし、遺言書の内容によっては、寄付や遺贈で相続人以外の者に対して遺産を取得させる場合、相続人が嫌がるケ […]

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相続
遺言書作成のメリットについて

遺言(ゆいごん)とは何か  遺言とは「生前最後の意思に法律効果を認め、死後にその実現を図る制度」のことをいいます。 遺言に書くことで法的意味を持つもの(代表的な例) (1)相続分の指定  遺言等がない場合の相続人の相続分 […]

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相続
相続分の譲渡について

相続分の譲渡とは  相続人は相続開始から遺産分割前までの間に自己の相続分を他に譲渡することができるとされています(民法905①前段)。相続分の譲渡とは、具体的に「預金の3分の1を譲渡する」「不動産の持分3分の2を譲渡する […]

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相続
寄与分と相続分について

寄与分(きよぶん)とは  寄与分とは、共同相続人のうちの特定の者が、被相続人に生前に特別に「寄与」した「分」のことです。それを無視して法定相続分どおりに分けると、特別受益とは逆の意味で不公平です。そこで、被相続人の事業に […]

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相続
特別受益と相続分について

特別受益(とくべつじゅえき)とは  特別受益とは読んで字のごとく「特別」に「受」けた利「益」のことで、被相続人から、「遺贈」を受けたり、または婚姻や養子縁組もしくは生計の資本として「贈与」を受けたりするなどした者がある場 […]

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